ご挨拶

  この度、平成26年11月29日(土)に、東京の大手町サンケイプラザに於きまして第22回毛髪科学研究会を開催する運びとなりました。今回は、ノンメディカルの研究室がお世話することとなり、勝手がわからずまた貧弱なマンパワーのため皆様には大変ご迷惑とご心配をお掛けしましたこと、まず始めにお詫び申し上げます。

 

  これまで毛髪科学研究会は、3年に一度の国際会議を挟みながら国内学会を続けて参りました。しかし、昨年のEdinburghでの7th World Congress for Hair Researchに続き、今年5月には韓国Jejuで8th World Congress for Hair Researchが開催されたため、大変慌ただしいスケジュールの1年となりました。

皆様におかれましても、研究成果を矢継ぎ早に発表して行かなければならない状況に、日々ご奮闘されていることとお察しいたします。会の準備に当たる私どもも、果たして演題が多数集まるであろうかと気を揉んでおりますが、毛髪科学研究会は発足当初より口演後の活発な討論が売り物で、毎回予定の終了時刻が大幅に遅延する主催者泣かせの学会でございます。 

  是非、完成度の高い報告のみならず、preliminaryではあるがとても面白い結果やうまく説明がつかないものの興味深い現象など、是非会員の皆様の討論魂に火を付けるような話題を多々ご提供いただけますれば、大変ありがたく思います。

 

  今回の特別講演には、基礎系と臨床系からお一人ずつお呼びいたしました。まず、東京工科大学応用生物学部の今村亨先生に毛成長周期におけるFGFファミリーの役割についてご紹介いただき、北里大学医学部の佐藤明男先生には男性型脱毛症の治療について、内科的治療と外科的治療の両面からお話しいただきます。またランチョンセミナーではVanderbilt大学医学部のThomas Andl先生に、最近話題のマイクロRNAがケラチノサイトの分化や毛の成長にどのように関わっているのかを解説していただきます。

 

  秋の学会シーズン最中のお忙しい時期とは思いますが、是非とも毛髪科学研究会伝統の熱い討論にご参加くださいますよう、関係者一同、心よりお願申し上げます。

第22回毛髪科学研究会

会長 松崎 貴